田辺さん名言集 Time is Sweets~時はマカロン~

酒寄希望(ぼる塾)

第18話 「人が好きなものをわざわざ声に出して否定する必要なんてないのよ」

みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。

わたしの相方田辺さんの名言を通してみんなで気楽になろう! というこの連載。


今回の名言はこちら!

 

人が好きなものをわざわざ声に出して否定する必要なんてないのよ

 

突然ですが、わたしは田辺さんのYouTubeチャンネルの編集をしています。田辺さんが美味しい物を食べながら何気ないお喋りをする平和なチャンネルなのですが、編集をしていると心に刺さる言葉に出会います。田辺さんはたまにとても良いことを言うのです。今回は、田辺さんのYouTubeチャンネルから生まれた名言です。編集中に、「田辺さん良いこと言うな~」と感じ、田辺さんを褒めちぎって改めてその言葉について色々話してもらいました。

 

田辺さん「わたしって本当に良いこと言うのよね!」

わたし「流石、田辺さん」

田辺さん「まあね~」

 

田辺さんはよく、【賢く生きたい】と言います。賢く生きるといってもただ知識を高めるという意味ではなく、自分を生きやすくし、周りの人も居心地よくしたいという意味で使っています。

 

田辺さん「賢く生きるには、やっぱり余計なことを言わないって大事よ」

わたし「余計なことって言った後で本当に後悔するよね…」

田辺さん「そう! でも、後悔できるならまだ良い! 言った自分が「余計なこと」って気づかない余計なこともあるのよ。やっかいだよね。余計なことって色々ある。でも、最近これがとくに目立つな~って感じたのが、例のあれなのよ」

 

動画内でも言われていた言葉。

 

田辺さん「人が好きなものをわざわざ声に出して否定する必要なんてないのよ」

 

田辺さんのこの言葉がわたしの心に突き刺さったのです。

 

田辺さん「誰かがアイドルの話しをしているとき、『わたしは嫌い』とか、漫画の話しをしているとき、『わたしは面白くなかった』とか、美味しかった物の話しをしているとき、『わたしは美味しくなかった』とか、わざわざ言う必要ないのよ。しかも、聞かれてないのに言うのっておかしいよ」

わたし「SNSでも、そういうコメント見ることあるよね」

田辺さん「正直、わたしもやっちゃっていたけどさ、あ、SNSにわざわざ書いたことはないよ! でも、本当に良くないことだと思って気をつけている」

わたし「昔これで嫌な思いしたことがあってさ、だから田辺さんの考えが嬉しかったよ」

田辺さん「そうなのよ! わたしも嫌な思いしているの! 自分がされて嫌なことを人にやっていたと思うとゾッとするよ!」

 

田辺さんは言いました。きらいだと心の中で思うのは自由。けれども、言葉にすべきではない、と。

 

田辺さん「『きらい』って言いたいときって自分のきらいがすごく重要だと思っているけど、全然、そんなことないのよ。自分の中では重要でも、その場では全く必要ないのよ

わたし「うんうん」

田辺さん「必要ないって理解するのも大人だよ。あとね…」

わたし「何?」

田辺さん「『きらい』じゃなくて、『昔好きだった』って言葉も言われたほうは結構傷つくパワーワードよ」

わたし「わたしこっちは結構言っている!」

田辺さん「わたしはひとつのコンテンツを長く応援するタイプだからよく言われるんだけどさ、『まだ卒業してないの?』って言われている気分になるのよ」

わたし「そんなつもりはなかった…」

田辺さん「オタク歴長い人には、『昔好きだった』も言わないほうが無難よ」

わたし「勉強になるよ」

 

田辺さんは、「好きなものを語る人ってすごく良い顔している。それを悲しい顔にさせちゃだめだ」と言います。

 

田辺さん「『きらい』って言わないことが、我慢に当てはまるのかもわからない。でも、それを我慢と感じる人なら、我慢したほうが良い。『きらい』って言うと、その場は気持ちよくても、『そういうあなたがきらい』って周りに思われるから普通に損するよ」

 

そして、最後に田辺さんは言いました。

 

田辺さん「でも、下ネタとかを話されたら『苦手だからやめて!』って言っていいよ。考えて話さなきゃいけない好きなものもあるから」

 

田辺さんのいう、「人が好きなものをわざわざ声に出して否定する必要はない」という考え方が本当にすきです。自分自身も守っていきたいし、誰かの好きを大切にできる人でいたいです。