田辺さん名言集 Time is Sweets~時はマカロン~

酒寄希望(ぼる塾)

第11話 「私を嫌う人に対して『きっと前世で私はこの人を倒してしまったんだ』って思ってる」

みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。

私の相方田辺さんの名言を通してみんなで気楽になろう!というこの連載。


今回の名言はこちら!

 

「私、昔よく当たる占い師に『前世はモンゴルの女戦士』って言われたでしょ。だから、私のこと嫌いな人に対しては、『きっと前世で私はこの人を倒してしまったんだ』って思ってる」

 

私がぼる塾になって困ったことの上位にアンチという存在がいます。ここでいうアンチとは、ネットのコメント欄やSNS上で誹謗中傷や嫌がらせのような発言をする人たちのことです。ぼる塾になってもらった最初のアンチコメントは、

 

「ぼる塾は三人が良い。酒寄はいらない」

 

育休中の私に寄せられた多くのこの意見。私の存在自体を否定されている気になりました。本当に消えてしまいたくなりました。

 

しかし、私には強い味方がいました。ぼる塾の三人や、最初から四人のぼる塾を応援してくださるファンのみなさんから温かい言葉をもらい、ここで終わってはいけないと思い、ぼる塾として復帰。

 

復帰した後も、それは多くのアンチコメントをもらいました。かなり酷いことも言われました。気にしていないと言えばうそになります。傷つきますし、できればアンチの方にも愛してほしい。ですが、長年アンチコメントをもらった身としてわかったことは、それは不可能。

 

私「誰からも愛されるなんて不可能だとわかっているけど、嫌われるのが怖い」

 

ある日、私はつい本音を田辺さんにもらしていました。

 

田辺さん「わかるよ。嫌われるのって嫌よね。私の場合は怖いっていうより腹が立つね」

 

田辺さんはよく、「ぼる塾で一番人気があるのはたぶん私だし、一番嫌われているのも私だ」と、言っています。

 

田辺さん「アンチに何か言われたの?」

私「ぼる塾は三人のほうが良いって」

田辺さん「そういう人はね!結局、私とあんりとはるちゃんのこともそんなに好きじゃないんだよ!そんな意見は私達三人も嫌だってわかってないもの。私達を使ってなんか文句言いたいだけ」

私「私よっぽどその人が嫌なことしちゃったのかな?」

田辺さん「いや、そういう人はあんたが真逆のことやっても結局アンチコメント送ってくるよ。何しても送ってくる」

私「じゃあ、どうすれば良いの?」

田辺さん「酒寄さん自分でわかっているじゃない。誰からも愛されることは不可能だって」

 

そうです。わかっているのです。わかっていても、「それなら仕方ない!」と、開き直れないのです。

 

田辺さん「人は何をしても一定数からは嫌われるって何かで読んだことあるよ。何だったかは忘れたけど」

私「でも、気にしないって難しいよね」

田辺さん「良い方法があるよ」

私「え!」

田辺さん「私、昔よく当たる占い師に『前世はモンゴルの女戦士』って言われたでしょ。だから、私のこと嫌いな人に対しては、『きっと前世で私はこの人を倒してしまったんだ』って思ってる」

 

昔、私と田辺さんでよく当たる占い師に見てもらい、そのとき田辺さんは『前世はモンゴルの女戦士。とても強かった』と、言われていました。

 

田辺さん「何をしても一定数から嫌われるだと、なんでよ!嫌うな!って私も思うけど、前世で私に倒されたのなら、そりゃ嫌うか~しょうがないわね。って不思議となるのよね」

 

田辺さんは、「やっぱり私セーラームーン世代だから前世とかに弱いのよね」と言いました。

 

田辺さん「酒寄さんは占い師に前世は何って言われたっけ?」

私「源頼朝の参謀」

田辺さん「あ~そりゃ前世で敵作ってる!敵側にとってはすごい厄介な奴だし、味方の中にも『頭良くてずるい!』って思ってた人いるよ」

私「そうかな?」

田辺さん「そうそう。あ、でも源頼朝は『お前がいて良かった!』って思ってたよ。多分」

 

田辺さんは謎のフォローをしてくれました。

 

田辺さん「次にアンチがきたら、『きっと前世で私の策略がこの人を倒したんだな』って思いな!」

 

それから私はこの方法を実践するようになりました。「アンチコメントだ…前世で私の策略にはまった人か。申し訳ない」そう思うと、驚くほど気にならなくなりました。みなさんには無いほうが良いですが、もし、このような状況に苦しむことがあったときは使ってください!

 

おまけ

 

田辺さん「私さ、多分、モンゴルの女戦士だったとき、超強いけど作戦とか全く立てられないタイプでそれで最後やられたんだと思うのよ」

私「うん?」

田辺さん「次はちゃんとアドバイスくれる仲間が欲しいな~って思いながら敗れたから、現世で酒寄さんに会えたのかなって思うよ。そう思うとちょっと良い話だよね」

私「そうだね」